「会社のホームページを作りたい。」
「会社のメールアドレスを作成したい。」
だけど…
「どのレンタルサーバーを選んでいいのかよくわからない…。」
このように悩んでいる人も多いのではないでしょうか?
そこで本記事では、法人向けのレンタルサーバーについて詳しく解説します。
メリットやデメリットだけではなく、選ぶポイントから導入手順まで徹底的に解説します。
本記事を読めば法人向けレンタルサーバーへの理解が深まることに加え、適したレンタルサーバーも見つかるでしょう。
- 法人向けレンタルサーバーと個人向けレンタルサーバーの違い
- 法人向けレンタルサーバーのメリット
- 法人向けレンタルサーバーのデメリット
- 法人向けのおすすめレンタルサーバー12選
- 法人向けレンタルサーバーを選ぶポイント
- 法人向けレンタルサーバーの導入手順
どのレンタルサーバーを選べばいいのかわからない人や、契約後に後悔したくない人は、ぜひ参考にしてください。
法人向けレンタルサーバーと個人向けレンタルサーバーの違いとは?
そもそも、法人向けのレンタルサーバーと個人向けレンタルサーバーの違いがよくわからない人もいるのではないでしょうか?
両者の違いは、大きく4つあります。
- 対象者の違い
- スペックの違い
- 月額料金の違い
- セキュリティの違い
おすすめのレンタルサーバーを確認する前に、そもそも両者にどのような違いがあるのか理解しておきましょう。
対象者の違い
法人向けのレンタルサーバーと個人向けレンタルサーバーの違いと聞かれたら真っ先に浮かぶのが、対象者の違いでしょう。
法人向けのレンタルサーバーの対象者は、企業や団体です。
一方で、個人向けのレンタルサーバーの対象者は、個人です。
どちらを選ぶかは、自分の利用状況やニーズに合わせて決めるとよいでしょう。
スペックの違い
法人向けと個人向けでは、スペックに差が出ることが多いです。
たとえば、個人向けのプランでは転送量制限を設けているケースが多く、もし転送量を超えた場合は制限がかかりアクセスができなくなることがあります。
その点、法人向けのレンタルサーバーは転送量の制限を設けていないため、アクセスが多くてもエラーが発生することはないでしょう。
また、バックアップにも違いが出ることが多いです。
法人向けのレンタルサーバーは、何世代も前のデータを自動でバックアップしてくれるものもあります。
月額料金の違い
法人向けのレンタルサーバーと個人向けのレンタルサーバーは、月額料金にも違いがあります。
両者の月額料金の目安は、次のとおりです。
個人向けレンタルサーバー:100円程度から1,000円程度
法人向けレンタルサーバー:1,000円程度から4,000円程度
あくまで目安ですので、絶対にこれらの料金の範囲内に収まるわけではありませんが、法人向けのレンタルサーバーの方が月額料金が高くなると認識しておきましょう。
選んだサービスやプラン内容によってより大きな違いが出ることもあるため、必ず事前に確認するようにしてください。
セキュリティの違い
法人向けと個人向けの違いは、セキュリティにも現れます。
一般的に、法人向けには高度なセキュリティ対策が施されています。
一方で、個人向けのセキュリティは一般的なものが中心です。
ただ、より強固なセキュリティを求めるのであれば、法人向けのレンタルサーバーを選んだ方がよいでしょう。
法人向けレンタルサーバーのメリット
法人向けのレンタルサーバーのメリットは、大きく3つあります。
- 安定した稼動力がある
- セキュリティが強固
- 手厚いサポート
それぞれの詳細を確認しましょう。
メリット①安定した稼働力がある
法人向けのレンタルサーバーのメリットは、安定した稼動力があることです。
サーバーがどれだけ安定して稼動するのかは、サイト運営では無視できない項目です。
サーバーが安定していなければ、サーバーダウンなどのトラブルに巻き込まれて、結果大きな機会損失を被ることもあるでしょう。
法人向けのレンタルサーバーであれば、安定した稼動力があることで機会損失も減らせます。
メリット②セキュリティが強固
法人向けのレンタルサーバーは、セキュリティが強固であることも魅力です。
これは、法人が顧客情報や企業情報など非常に大切なデータを扱っていることが多く、悪意のある第三者からデータを守るためです。
個人向けのレンタルサーバーのセキュリティに問題があるわけではありませんが、より強固なセキュリティであるのは法人向けのレンタルサーバーでしょう。
メリット③手厚いサポート
手厚いサポートを受けられるのも、法人向けレンタルサーバーのメリットです。
個人向けの場合は、サポート体制がレンタルサーバーによって大きく異なります。
たとえば、メールサポートのみだったり、電話まで対応していたりとさまざまです。
さらに、サービスによっては夜間の受付にも対応しているなど、手厚いサポートを受けられます。
法人向けレンタルサーバーのデメリット
法人向けのレンタルサーバーのデメリットは、次のとおりです。
- サーバーの各種機能に制限がある
- コストがかかる場合がある
法人向けのレンタルサーバーにはメリットもありますが、一部デメリットがあります。
後悔しないように事前に確認しておきましょう。
デメリット①サーバーの各種機能に制限がある
法人向けのレンタルサーバーに限らず、レンタルサーバー全体にもいえることですが、サーバーの各種機能に制限があることがデメリットです。
以前、企業や団体に用いられていたオンプレミスであれば、必要な設定をすべておこなうことができました。
しかし、レンタルサーバーでは、セキュリティ上の理由などで、データベースへのアクセスといった機能に制限がかけられていることが多い傾向にあります。
各種機能に制限があることで、自由度はやや低下するでしょう。
デメリット②コストがかかる場合がある
法人向けのレンタルサーバーは、コストがかかる場合があります。
そもそも個人向けのレンタルサーバーよりも、一般的には基本料金が高くなることが多いです。
加えて、基本料金が安かったとしても、必要なオプションを追加していくと月額料金が高額になるケースもあります。
コストがかかるかもしれないことを把握しておかないと、予想外の出費に困惑することもあるでしょう。
法人向けのおすすめレンタルサーバー比較表
法人向けのおすすめレンタルサーバー12個を一覧表にまとめました。
レンタルサーバー名 | 無料お試し期間 | ディスク容量 | 稼働率 | 転送量 | SSL | 初期費用 | 月額料金 |
CPI共用レンタルサーバー | 10日間 | 500GB | 99.98%以上 | 制限なし | ◯ | 0円〜 | 4,840円〜 |
ロリポップ | 10日間 | 120GB〜 | 99.99% | 制限なし | ◯ | 0円 | 99円〜 |
さくらのレンタルサーバ | 2週間 | 5GB〜 | 99.99%以上 | 制限なし | ◯ | 0円〜 | 121円〜 |
ConoHa WING | なし | 300GB〜 | 99.99%以上 | 制限なし | ◯ | 0円 | 968円〜 |
スマイルサーバ | 2週間 | 400GB | 99.998% | 制限なし | ◯ | 0円 | 3,410円〜 |
お名前.comレンタルサーバー | 最大2ヶ月 | 400GB | 99.99% | 4.5TB/月 | ◯ | 0円 | 891円〜 |
へテムル | なし | 500GB | 99.99% | 40TB/月 | ◯ | 0円 | 1,100円〜 |
WebARENA SuiteX | 20日間〜 | 30GB〜 | 99.99% | 制限なし | ◯ | 0円〜 | 1,997円〜 |
KAGOYA | 2週間 | 100GB〜 | 99.999% | 制限なし | ◯ | 0円〜 | 1,485円〜 |
wpX Speed | 14日間 | 200GB〜 | 非公開 | 13.5TB/月 | ◯ | 0円 | 上限1,320円〜 |
Xserver ビジネス | 10日間 | 300GB〜 | 99.99%以上 | 制限なし | ◯ | 16,500円〜 | 3,762円〜 |
Quicca Plus | 10日間 | 5GB〜 | 非公開 | 制限なし | ◯ | 0円 | 220円〜 |
表をみるとわかりますが、一括りに法人向けといっても特徴や料金などは異なります。
より適したレンタルサーバーを選ぶためにも、利用環境や目的を明確にし、比較検討をおこないましょう。
法人向け!おすすめのレンタルサーバー12選を解説
法人向けのおすすめのレンタルサーバーを紹介します。
- CPI共用レンタルサーバー
- ロリポップ
- さくらのレンタルサーバ
- ConoHa WING
- スマイルサーバ
- お名前.comレンタルサーバー
- ヘテムル
- WebARENA SuiteX
- KAGOYA
- wpX Speed
- Xserverビジネス
- Quicca Plus
それぞれの詳細を確認していきましょう!
CPI共用レンタルサーバー
CPI共用レンタルサーバーは、KDDIグループが提供しています。
無料お試し期間 | 10日間 |
ディスク容量 | 500GB |
稼働率 | 99.98%以上 |
転送量 | 制限なし |
SSL | ◯ |
官公庁や公共機関のような大規模なサイトや、重要度の高いビジネスなど、幅広く利用されているレンタルサーバーです。
10日間の無料お試し期間もあるため、お得に利用をスタートできます。
CPI共用レンタルサーバーの料金は、次の表のとおりです。
初期費用 | 月額料金 | |
3ヶ月契約 | 22,000円 | 5,500円 |
6ヶ月契約 | 22,000円 | 5,170円 |
12ヶ月契約 | 0円 | 4,840円 |
契約期間が長ければ長いほど、1ヶ月あたりの料金は安くなります。
また、12ヶ月契約であれば初期費用も無料となるため、よりお得に利用したい人は、12ヶ月契約がおすすめです!
ロリポップ
ロリポップは、アクセスが集中したときにもハイパフォーマンスを発揮できるレンタルサーバーです。
無料お試し期間 | 10日間 |
ディスク容量 | 120GB〜 |
稼働率 | 99.99% |
転送量 | 制限なし |
SSL | ◯ |
WordPress簡単インストール機能はもちろんのこと、SSL化が無料で利用できます。
契約前の相談からサポート受けられ、メールであれば24時間365日問い合わせ可能です。
ロリポップの料金は、次の表のとおりです。
プラン名 | 初期費用 | 料金 | 推奨される用途 |
エコノミー | 0円 | 99円〜 | メールでの利用やシンプルなHTMLサイトとしての利用する場合 |
ライト | 0円 | 220円〜 | WordPressでホームページの作成する場合 |
スタンダード | 0円 | 440円〜 | サポート・容量を求める場合 |
ハイスピード | 0円 | 550円〜 | 大量アクセスでも高速で表示したい場合 |
エンタープライズ | 0円 | 2,200円〜 | 大規模なサイトや法人の制作案件の場合 |
大量のアクセスが見込めるサイトや法人のサイトの場合は、ハイスピードプラン、エンタープライズプランがおすすめです。
料金を安く抑えたい場合や、アクセスが集中したときでも問題なく稼働するサーバーを探している場合は、ロリポップを検討してみましょう。
さくらのレンタルサーバ
さくらのレンタルサーバは、国内でのシェア率も高い老舗のレンタルサーバーです。
無料お試し期間 | 2週間 |
ディスク容量 | 5GB〜 |
稼働率 | 99.99%以上 |
転送量 | 制限なし |
SSL | ◯ |
運用歴20年以上に加えて、東証一部上場企業が運営していることもあり、非常に安心感があります。
さくらのレンタルサーバの料金は、次の表のとおりです。
プラン名 | 初期費用 | 毎月払い | 12ヶ月一括 | 24ヶ月一括 | 36ヶ月一括 |
ライト | 0円 | ー | 165円 | 160円 | 121円 |
スタンダード | 0円 | 660円 | 550円 | 539円 | 500円 |
ビジネス | 0円 | 2,970円 | 2,420円 | 2,365円 | 1,980円 |
ビジネスプロ | 0円 | 5,280円 | 4,400円 | 4,180円 | 3,850円 |
マネージドスモール | 17,600円 | 9,240円 | 7,700円 | 7,577円 | 7,485円 |
マネージドミディアム | 17,600円 | 16,720円 | 13,394円 | 13,711円 | 13,544円 |
マネージドラージ | 17,600円 | 31,680円 | 26,400円 | 25,978円 | 25,661円 |
プラン数は豊富ですが、法人向けなのはビジネスプラン以上です。
スペック的に群を抜いているというわけではありませんが、老舗であり実績や安心感を求める場合に向いています。
ConoHa WING
ConoHa WINGは、GMOインターネットグループ株式会社が提供しています。
無料お試し期間 | なし |
ディスク容量 | 300GB〜 |
稼働率 | 99.99%以上 |
転送量 | 制限なし |
SSL | ◯ |
WordPressサイトを開設しやすい、管理画面が使いやすいといったメリットがあります。
無料お試し期間がないため、あらかじめ使用感を確認するといったことはできません。
ConoHa WINGの料金は、次の表のとおりです。
WINGパック | ベーシック | スタンダード | プレミアム | Bizライト | Bizスタンダード | Bizアドバンス |
初期費用 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
3ヶ月 | 1,331円 | 2,783円 | 5,566円 | 1,694円 | 3,509円 | 7,018円 |
6ヶ月 | 1,210円 | 2,602円 | 5,203円 | 1,573円 | 3,328円 | 6,655円 |
12ヶ月 | 1,089円 | 2,360円 | 4,719円 | 1,452円 | 3,086円 | 6,171円 |
24ヶ月 | 1,029円 | 2,239円 | 4,477円 | 1,392円 | 2,965円 | 5,929円 |
36ヶ月 | 968円 | 2,118円 | 4,235円 | 1,331円 | 2,844円 | 5,687円 |
通常料金 | ベーシック | スタンダード | プレミアム | Bizライト | Bizスタンダード | Bizアドバンス |
初期費用 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
1時間 | 2.5円 | 4.9円 | 9.7円 | 3.1円 | 6.1円 | 12.1円 |
1ヶ月 | 1,452円 | 2,904円 | 5,808円 | 1,815円 | 3,630円 | 7,260円 |
法人向けのプランはBizライト、Bizスタンダード、Bizアドバンスで、お得に利用したい場合はWINGパックの契約がおすすめです。
無料お試し期間がなくても問題ない、管理画面が使いやすいレンタルサーバーがよい場合は、ConoHa WINGが向いています。
スマイルサーバ
スマイルサーバは、NTTグループが運営しているレンタルサーバーです。
無料お試し期間 | 2週間 |
ディスク容量 | 400GB |
稼働率 | 99.998% |
転送量 | 制限なし |
SSL | ◯ |
大手企業が運営しているため安心感や信頼感があるほか、サポートが手厚いのも魅力です。
スマイルサーバの料金は、次の表のとおりです。
初期費用 | 月額料金 | |
ベーシックプラン | 0円 | 3,410円 |
SSLセットプラン | 0円 | 4,400円 |
いずれも法人向けのWebサイトとメールの利用に特化した共用サーバーです。
ベーシックプランはスモールスタートにおすすめのプランで、SSLセットプランはSSLやドメインに関するオプションがセットになったプランで、目的にあわせて選ぶとよいでしょう。
お名前.comレンタルサーバー
お名前.comレンタルサーバーは、ドメインをお得に取得できるサービスを提供しているレンタルサーバーです。
無料お試し期間 | 最大2ヶ月 |
ディスク容量 | 400GB |
稼働率 | 99.99% |
転送量 | 4.5TB/月 |
SSL | ◯ |
Webサイトの運用に必要な独自ドメインが永久無料で利用できるのは大きなメリットでしょう。
さらに、24時間365日対応の電話サポートがあるのも魅力です。
お名前.comレンタルサーバーの料金は、次の表のとおりです。
初期費用 | 月額料金 | |
1ヶ月払い | 0円 | 1,430円 |
6ヶ月払い | 0円 | 1,188円 |
12ヶ月払い | 0円 | 1,078円 |
24ヶ月払い | 0円 | 990円 |
36ヶ月払い | 0円 | 891円 |
いずれも初期費用は無料ですが、契約期間が長くなればなるほどお得に利用できます。
サーバーとドメインを1社で済ませたい、手間をかけたくない場合は、お名前.comレンタルサーバーを選択肢に入れてみてください。
ヘテムル
へテムルは、GMOグループが運営する高速レンタルサーバーです。
無料お試し期間 | なし |
ディスク容量 | 500GB |
稼働率 | 99.99% |
転送量 | 40TB/月 |
SSL | ◯ |
Webサーバーだけではなく、メールサーバー、データベースサーバーのすべてにSSDを採用しているため、大量のアクセスにも強いのが魅力です。
へテムルの料金は、次の表のとおりです。
初期費用 | 月額料金 | |
3ヶ月 | 0円 | 2,530円 |
6ヶ月 | 0円 | 2,310円 |
12ヶ月 | 0円 | 1,925円 |
24ヶ月 | 0円 | 1,705円 |
36ヶ月 | 0円 | 1,100円 |
無料独自SSLや自動バックアップ、電話サポートなどが料金に含まれています。
3ヶ月と36ヶ月では月額料金が倍以上違うため、よりお得に利用したい場合は長期間の契約がおすすめです。
WebARENA SuiteX
WebARENA SuiteXは、NTTの傘下であるNTTPCコミュニケーションズが提供しています。
無料お試し期間 | 20日間〜 |
ディスク容量 | 30GB〜 |
稼働率 | 99.99% |
転送量 | 制限なし |
SSL | ◯ |
運営実績が20年以上もある老舗のレンタルサーバーであり、大手企業で導入されている実績もあるため、安心して利用できるレンタルサーバーです。
WebARENA SuiteXの料金は、次の表のとおりです。
初期費用 | 料金(1ヶ月あたり) | |
SuiteX V1 | 3,300円〜 | 2,074円〜 |
SuiteX V2(スタンダード) | 0円〜 | 1,997円〜 |
SuiteX V2(メールプレミアム) | 5,500円 | 4,928円〜 |
通常利用できるスタンダードと、メールプレミアムを用意しているため、従業員全員のメールアカウントを用意したい場合にもおすすめできるレンタルサーバーです。
KAGOYA
KAGOYAは、運用実績25年、契約継続率99.35%を誇るレンタルサーバーです。
無料お試し期間 | 2週間 |
ディスク容量 | 100GB〜 |
稼働率 | 99.999% |
転送量 | 制限なし |
SSL | ◯ |
セキュリティ対策やサポート体制、障害への耐性などに優れているのが魅力です。
KAGOYAの料金は、次の表のとおりです。
プラン名 | 初期費用 | 1ヶ月ごと支払い | 12ヶ月一括支払い(1ヶ月あたり) |
ライト(1コア/4GB) | 0円 | 1,650円 | 1,485円 |
ライト(2コア/8GB) | 0円 | 5,500円 | 4,950円 |
ライト(4コア/16GB) | 0円 | 11,000円 | 9,900円 |
ベーシック(4コア/16GB) | 44,000円 | 18,150円 | 16,335円 |
ライト(8コア/16GB) | 99,000円 | 28,600円 | 25,740円 |
ライト(12コア/32GB) | 132,000円 | 35,200円 | 31,680円 |
ハイエンド(16コア/32GB) | 165,000円 | 44,000円 | 39,600円 |
全プラン専用サーバーですが、共用サーバーと比較しても高くないため利用しやすいでしょう。
セキュリティ対策やサポート体制を重視する場合は、KAGOYAがおすすめです。
wpX Speed
wpX Speedは、エックスサーバー株式会社が提供するサービスです。
無料お試し期間 | 14日間 |
ディスク容量 | 200GB〜 |
稼働率 | 非公開 |
転送量 | 13.5TB/月 |
SSL | ◯ |
WordPressサイトの運営に特化したサービスであり、速度を極限まで高めるために最適化されています。
wpX Speedの料金は、次の表のとおりです。
初期費用 | 月額料金(1時間あたり) | 月額料金(1ヶ月あたり) | |
W1 | 0円 | 2.2円 | 上限1,320円 |
W2 | 0円 | 4.4円 | 上限2,640円 |
W3 | 0円 | 8.8円 | 上限5,280円 |
W4 | 0円 | 17.6円 | 上限11,000円 |
W5 | 0円 | 46.2円 | 上限33,000円 |
W6 | 0円 | 77円 | 上限55,000円 |
W7 | 0円 | 123.2円 | 上限88,000円 |
wpX Speedの料金の特徴は、1時間あたりの利用料金が決められていることと毎月の上限金額が決まっていることです。
おすすめはW2となっていますが、必要に応じて上位プランも検討すべきでしょう。
WordPressサイトに特化した機能を利用したい場合やサポートを受けたい場合は、wpX Speedがおすすめです!
Xserverビジネス
Xserverビジネスは、法人向けに特化しているレンタルサーバーです。
無料お試し期間 | 10日間 |
ディスク容量 | 300GB〜 |
稼働率 | 99.99%以上 |
転送量 | 制限なし |
SSL | ◯ |
業界大手のXserverが提供している法人向けのサーバーということもあって、非常に安心感があります。
安心感だけではなく、サーバー移転やWordPressの設置作業を代行する機能があったり、独自ドメインが2つまで永久無料だったりと魅力も多いです。
Xserverビジネスの料金は、次の表のとおりです。
共用サーバー | スタンダード | プレミアム | エンタープライズ |
初期費用 | 16,500円 | 16,500円 | 16,500円 |
3ヶ月契約 | 5,016円 | 10,032円 | 15,048円 |
6ヶ月契約 | 4,598円 | 9,196円 | 13,794円 |
12ヶ月契約 | 4,180円 | 8,360円 | 12,540円 |
24ヶ月契約 | 3,971円 | 7,942円 | 11,913円 |
36ヶ月契約 | 3,762円 | 7,524円 | 11,286円 |
下記は、マネージド専用サーバーの料金です。
仮想タイプ | エントリー | ミドル | ハイエンド |
初期費用 | 55,000円 | 55,000円 | 55,000円 |
3ヶ月契約 | 26,400円 | 52,800円 | 105,600円 |
6ヶ月契約 | 24,200円 | 48,400円 | 96,800円 |
12ヶ月契約 | 22,000円 | 44,000円 | 88,000円 |
24ヶ月契約 | 20,900円 | 41,800円 | 83,600円 |
36ヶ月契約 | 19,800円 | 39,600円 | 79,200円 |
物理タイプ | エントリー | ハイエンド | ハイエンド+ |
初期費用 | 220,000円 | 330,000円 | 385,000円 |
3ヶ月契約 | 39,600円 | 73,700円 | 79,200円 |
6ヶ月契約 | 36,300円 | 68,200円 | 73,700円 |
12ヶ月契約 | 33,000円 | 61,600円 | 67,100円 |
24ヶ月契約 | 31,350円 | 58,300円 | 63,800円 |
36ヶ月契約 | 29,700円 | 55,000円 | 60,500円 |
費用自体は安いわけではないため、費用よりも安心感や信頼感を求める場合におすすめのレンタルサーバーです。
Quicca Plus
Quicca Plusは、格安サーバーである「Quicca」を運営している株式会社エムフロが提供しているサービスです。
無料お試し期間 | 10日間 |
ディスク容量 | 5GB〜 |
稼働率 | 非公開 |
転送量 | 制限なし |
SSL | ◯ |
Quicca Plusは、WordPress特化型のレンタルサーバーであり、サーバーには高速処理を実現するNginxを採用しています。
そのため、WordPressをストレスなく運営できるのがメリットです。
Quicca Plusの料金は、次の表のとおりです。
初期費用 | 1ヶ月 | 6ヶ月(合計) | 12ヶ月(合計) | |
エントリー | 0円 | 220円 | 1,320円 | 2,376円 |
ライト | 0円 | 550円 | 3,300円 | 5,940円 |
スタンダード | 0円 | 880円 | 5,280円 | 9,504円 |
1ヶ月あたり220円から利用できる非常に安い価格設定が魅力でしょう。
とにかく費用を抑えたい場合や、お試しで利用したい場合におすすめです。
法人向けレンタルサーバーを選ぶときのポイント
法人向けのレンタルサーバーを選ぶときのポイントは、次のとおりです。
- セキュリティの強さから選ぶ
- 容量・転送量などスペックから選ぶ
- 表示速度の安定性から選ぶ
- WordPressインストール機能・常時SSL化など機能面から選ぶ
- サポートの手厚さから選ぶ
適したレンタルサーバーを選べるように、しっかりと目を通しておきましょう。
セキュリティの強さから選ぶ
法人向けのレンタルサーバーを検討しているということは、企業サイトなどの大規模なサイトや、重要なデータを扱うサイトの運営を予定している方が多いでしょう。
そのため、セキュリティの強さは重要な項目です。
セキュリティが弱いと、悪意のある第三者から攻撃を受けたときに情報が漏れたり、サイトを改ざんされたりする危険があります。
大きな損失を受けないようにするためにも、セキュリティの強さの確認は必須です。
セキュリティに関する項目には、次のようなものがあります。
- ファイアモール(WFA)
- スパムメール、ウイルスチェック
- 24時間365日監視
- 自動データバックアップ
- lmunify360といった最新セキュリティソフト など
法人向けのレンタルサーバーを検討しているのであれば、セキュリティ対策を無視してはいけません。
容量・転送量などスペックから選ぶ
容量や転送量などのスペックから選ぶのも、選び方のポイントの一つです。
たとえば…
会社の規模や利用目的に合わせてスペックを選ばないと、サーバーダウンを引き起こすなどトラブルに巻き込まれる可能性があります。
チャンスを逃したくないのであれば、スペックにも注目しておきましょう。
表示速度の安定性から選ぶ
法人向けのレンタルサーバーを選ぶ際は、表示速度の安定性にも注目しておくとよいでしょう。
なぜなら、表示速度はユーザーの離脱率に直結するからです。
表示速度も重要ですが、とくに大規模なサイトになると大きな負荷がかかったときの表示速度の安定性も重要です。
表示速度が遅かったり、安定性がなかったりすると、機会損失につながります。
超高速Webサーバーである「LiteSpeed」を採用するなど、表示速度の安定性が見込めるサーバーを選ぶとよいでしょう。
WordPressインストール機能・常時SSL化など機能面から選ぶ
法人向けのレンタルサーバーを選ぶときは、機能面も無視できません。
レンタルサーバーについている便利な機能といえば、WordPressインストール機能や常時SSL化などです。
・WordPressインストール機能:FTPプログラムの知識がない初心者でもWordPressを簡単にインストールできる機能
・常時SSL化:WebサイトのすべてのページをSSL化する機能
WordPressのインストールやSSL化などは、いずれも自分でできることですが、便利な機能を利用できれば設定の手間が大きく省けます。
スペックやセキュリティは重視しているけど、機能面を気にしていない人は時間的にもビジネス的にも損するかもしれません。
とくに、手間を省きたい人は機能面についても意識するようにしましょう。
サポートの手厚さから選ぶ
サポートの手厚さも、法人向けのレンタルサーバーを選ぶときのポイントです。
法人向けを選ぶということは、大規模なサイトや重要度の高いサイトの運営を計画している人が多いでしょう。
そのため、サーバーに関するトラブルが起きると大きな損失が発生する可能性があるため、トラブルに迅速に対応できるようにサポートが手厚いサーバーを選ぶのがおすすめです。
たとえば、メールのサポートのみではより迅速に対応することは難しいので、電話サポートは必要です。
いずれにしても、トラブルを自ら解決するのは簡単ではないため、サポートが手厚いかどうかは事前に確認しておきましょう。
法人向けのレンタルサーバーを導入する手順を5STEPで解説
法人向けのレンタルサーバーを導入する手順は、大きく5つのステップにわかれています。
STEP1.利用するレンタルサーバーを決定する
STEP2.公式サイトから申込む
STEP3.独自ドメインを取得してサーバーと紐づけする
STEP4.SSL設定をしてサイトを作成する
STEP5.運営に問題がないかチェックをする
これからレンタルサーバーを契約する人は、ぜひ参考にしてください。
STEP1.利用するレンタルサーバーを決定する
最初に、利用する法人向けのレンタルサーバーを決定します。
月額料金やスペックなどさまざまな項目を検討して決めましょう。
どうしてもどのレンタルサーバーを選んでいいのかわからない人は、本記事でおすすめした下記レンタルサーバーから選んでみてください。
- CPI共用レンタルサーバー
- ロリポップ
- さくらのレンタルサーバ
- ConoHa WING
- スマイルサーバ
- お名前.comレンタルサーバー
- ヘテムル
- WebARENA SuiteX
- KAGOYA
- wpX Speed
- Xserverビジネス
- Quicca Plus
特徴はそれぞれ異なりますが、いずれも素晴らしいレンタルサーバーなので、悩んでいる人は参考にしてみてください。
STEP2.公式サイトから申込む
利用するレンタルサーバーを決めたら、公式サイトへアクセスし、申し込みをおこないます。
申し込みに必要な情報は、次のとおりです。
- 名前
- 郵便番号
- 住所
- 電話番号
- メールアドレス など
法人向けのレンタルサーバーは、法人名も必要です。
公式サイトの案内にしたがって、入力を進めてください。
STEP3.独自ドメインを取得してサーバーと紐づけする
必要な情報を入力したら、独自ドメインを取得してサーバーと紐づけをおこないます。
会社のホームページであれば、ドメイン名は法人名にするのが一般的です。
もともと独自ドメインとサーバーの紐づけは手動でおこなうものでしたが、現在は自動でおこなってくれるサーバーが多いため、過度な心配は必要ありません。
STEP4.SSL設定をしてサイトを作成する
独自ドメインとサーバーの紐づけが完了したら、SSL設定をおこないサイトを作成します。
SSL設定:サイトのセキュリティを高めるために通信を暗号化すること
SSL設定は、今の時代には必須です。
有料か無料かはレンタルサーバーによって異なるため、事前に確認しておきましょう。
また、サイトの作成は大きく2種類あり、htmlファイルをアップロードするか、WordPressをインストールします。
WordPressの簡単インストール機能を用意しているレンタルサーバーも多いため、手間をかけたくない人はインストール機能が用意されてるサーバーを選ぶとよいでしょう。
STEP5.運営に問題がないかチェックをする
最後に、運営に問題がないかチェックしましょう。
サイト運営に不足している機能はないか、スペックに問題はないかなどを確認します。
実際に動かさないとわからない部分もあるため、動作確認もしておくようにしてください。
万が一足りていない部分があれば、オプションを追加するなどして対応しましょう。
法人向けレンタルサーバーでよくある質問
法人向けのレンタルサーバーに関するよくある質問に回答します。
- 法人が個人向けのレンタルサーバーを利用できる?
- 無料の法人向けレンタルサーバーはある?
- 料金の安い法人向けレンタルサーバーは?
よくある質問に目を通すことで、法人向けのレンタルサーバーへの理解がより深まります。
それぞれの回答を確認していきましょう!
法人が個人向けのレンタルサーバーを利用できる?
法人でも、個人向けのレンタルサーバーは利用可能です。
法人とはいっても、すべての法人が大規模なサイトを運営するとは限りません。
そのため、法人向けのレンタルサーバーを利用するとオーバースペックになることがあります。
小規模なサイトを運営する場合や、費用を抑えたい場合は個人向けのレンタルサーバーも検討してみてください。
無料の法人向けレンタルサーバーはある?
無料の法人向けレンタルサーバーは、ありません。
実は、XfreeやsterseverFreeなど無料のレンタルサーバーはいくつかあります。
しかし、セキュリティ面での不安や大量アクセスへの耐性が弱いなど、スペックなどに不安が残ります。
情報が漏洩したり、サーバーがダウンして機会損失を招いたりとトラブルが発生する可能性が高く、おすすめできません。
大規模なサイトや重要な情報を扱うサイトを運営する場合は、有料の法人向けのレンタルサーバーを選ぶようにしましょう。
料金の安い法人向けレンタルサーバーは?
料金の安い法人向けのレンタルサーバーは、次の2つです。
いずれも月200円程度からレンタルサーバーを利用できます。
さくらのレンタルサーバも月121円から利用できるのですが、そのプランではWordPressが利用できません。
とにかく安いプランを希望する場合は、ロリポップもしくはQuicca Plusを選びましょう。
まとめ
法人向けのおすすめレンタルサーバーを比較しました。
法人向けのレンタルサーバーは、個人向けと比較して稼働が安定していたり、セキュリティが強固であったり、サポートが手厚かったりするメリットがあります。
ただし、一部デメリットもあるため本記事で紹介した選ぶポイントを参考に、適したレンタルサーバーを選びましょう。
もし迷う場合は、おすすめした12個の中から選ぶことをおすすめします。
特徴は異なりますが、法人向けレンタルサーバーの中では人気かつおすすめで、どれを選んでもスムーズなサイト運営を実現できるでしょう。
コメント