個人でブログやホームページを作成する際、必須ともいえるのがレンタルサーバーです。
しかし、レンタルサーバーの数は多く、どのサーバーを選べばいいのかわからない方も多いでしょう。
また、適切なレンタルサーバーを選ばなければ、ユーザーの離脱を招いたり、サーバーダウンが発生したりと、運営に支障が出ることもあります。
そこで本記事では、個人向けのおすすめレンタルサーバーについて詳しく解説します。
- レンタルサーバーの種類、料金の相場
- 個人向けのおすすめレンタルサーバー9選
- 個人向けのレンタルサーバーの選び方
- 個人向けレンタルサーバーに関するよくある質問の回答
これからレンタルサーバーを契約する方、どのレンタルサーバーを選べばいいのか悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
個人向けおすすめレンタルサーバーを契約する前に知っておきたいこと
レンタルサーバーには、実はいくつかの種類があります。
それぞれやや特徴が異なるため、適当に選ぶのはおすすめできません。
また、契約する前に料金の相場も知っておくとよいでしょう。
相場を知っておくことで、料金の払い過ぎなども防げます。
個人向けのレンタルサーバーを契約する前に知っておいた方がよいことを細かく確認していきましょう。
レンタルサーバーとは?種類を解説
そもそもレンタルサーバーとは、ブログやホームページを開設する際に必要なサーバーをレンタルできるサービスです。
そして、レンタルサーバーと一括りに読んでいますが、実は大きく4種類にわけられます。
- 共用サーバー
- 専用サーバー
- VPSサーバー(仮想専用サーバー)
- クラウドサーバー
共用サーバー
共用サーバーは、文字通り1台のサーバーを複数人で利用します。
個人でブログを運営している方や個人事業主、中小企業のホームページなどで利用されることが多いサーバーです。
共用サーバーのメリットは、次のとおりです。
一方で、デメリットも存在します。
安く使える上、専門的な知識がなくても利用できるため、初心者にはおすすめのサーバーです。
ただし、デメリットもあることは覚えておきましょう!
専用サーバー
専用サーバーは、共用サーバーとは異なり、1つのサーバーを自分専用として利用できます。
大企業のホームページや、大量のアクセスが見込める大規模なサイトで利用されることが多いサーバーです。
専用サーバーのメリットは、次のとおりです。
一方、デメリットも存在します。
専用サーバーは、安定してサイト運営ができるため、サーバーダウンなどのトラブルが発生しにくいのが魅力です。
ただし、費用面や知識面で少しハードルが高いことは知っておくとよいでしょう。
VPSサーバー(仮想専用サーバー)
VPSサーバーは、サーバーを仮想化して、それぞれのユーザーが専用サーバーを持つような仕組みになっているサーバーです。
1台のサーバーを複数人で利用する点は共用サーバーと同様ですが、仮想化している点で共用サーバーとは異なります。
1台のサーバーの中にいくつかの仮サーバーがあり、それぞれを専用で利用できるようなイメージです。
VPSサーバーのメリットは、次のとおりです。
一方で、一部デメリットもあります。
専門的な知識が必要になるため初心者にはややハードルが高くなりますが、安くレンタルでき、専用サーバーのように利用できるのは大きな魅力です。
共用サーバーでは動作しない特殊なソフトウェアを利用している方や、サーバーの中の構成までカスタマイズしたい方に向いています。
クラウドサーバー
クラウドサーバーは、物理的なサーバーの利用できる領域を仮想的に割り当てて利用できるのが特徴です。
クラウドサーバーは、サーバーの容量、スペックなどを自由に変更できる点で、VPSサーバーとは異なります。
わかりやすいところだと、Amazonやメルカリはクラウドサーバーを利用しています。
クラウドサーバーのメリットは、次のとおりです。
一方で、一部デメリットも存在します。
大規模なサービスに対応できたり、状況によって構成を自由に変更できたりするため、企業に向いているサーバーといえます。
ただし、従量課金制であり、費用が高額になる可能性があるため注意が必要です。
レンタルサーバーは、すべてが同じではありません。
4種類を知らないまま契約してしまうと、オーバースペックになったり、不必要なコストを支払ったりすることになりかねません。
まずは、レンタルサーバーは4種類あることを把握しておきましょう!
レンタルーサーバーの料金相場について
レンタルサーバーの料金はサービスごとに異なりますが、共用サーバーであれば1,000円程度が相場です。
一方で、専用サーバーは20,000円から30,000円程度が相場になります。
ちなみに、VPSサーバーの料金相場は500円から1,000円程度で、クラウドサーバーの相場は5,000円程度です。
ただし、クラウドサーバーの場合はディスク容量やスペックなどによって料金が大きく変わってくるため、気をつける必要があります。
料金の相場を知らないまま契約すると、費用を支払いすぎるなど損をする可能性もあるため、相場は把握しておくのが賢明です。
ディスク容量は20GB以上が目安
個人向けのレンタルサーバーであれば、ディスク容量は20GB以上を目安にしてください。
個人で更新するブログやホームページなどの場合、HTMLコードで作成されていることが多いです。
HTMLコードはテキストの一種であるため、ファイルサイズが大きくないため、20GB程度あれば問題ないでしょう。
ディスク容量が10GBを下回るような場合は、サイトの動作が重くなるなど運営に支障が出るケースもあります。
一昔前とは違い、レンタルサーバーの大容量化が進んでいるため、多くのレンタルサーバーが20GBから30GBのプランを提供しています。
そのため、ディスク容量を過度に心配することはありませんが、契約する前にはディスク容量が20GB以上なのか念のため確認しましょう。
個人向け!おすすめレンタルサーバー9選を比較
個人向けのおすすめレンタルサーバーは、9つあります。
- エックスサーバー
- Conoha WING
- ロリポップ!
- ColorfulBox(カラフルボックス)
- さくらのレンタルサーバ
- ABLENETレンタルサーバー
- コアサーバー
- ヘテムル
- KAGOYA
それぞれの特徴や料金プランを確認していきましょう。
エックスサーバー
エックスサーバーは、運営サイト数250万件と非常に多くのユーザーを持つレンタルサーバーです。
国内シェアNo.1のレンタルサーバーなので、耳にしたことがある方も多いでしょう。
エックスサーバーの料金は、次のとおりです。
契約期間 | スタンダード | プレミアム | ビジネス |
初期費用 | 0円 | 0円 | 0円 |
3ヶ月 | 1,320円 | 2,640円 | 5,280円 |
6ヶ月 | 1,210円 | 2,420円 | 4,840円 |
12ヶ月 | 1,100円 | 2,200円 | 4,400円 |
24ヶ月 | 1,045円 | 2,090円 | 4,180円 |
36ヶ月 | 990円 | 1,980円 | 3,960円 |
いずれのプランを選択しても初期費用はかからず、キャンペーンが実施されているタイミングであれば利用料金が半額になるケースもあります。
また、無料お試し期間が10日間ついているため、よりお得に利用をはじめられます。
そのほかにも、ディスク容量は300GB以上、SSL化機能もついているなど、快適なサイト運営ができる環境が整っています。
豊富な実績や安定感を希望する場合は、エックスサーバーを選びましょう!
Conoha WING
ConoHa WINGは、サーバー処理速度国内No.1※のレンタルサーバーです。
ディスク容量が300GB以上から、SSL化などのほか、直感的な操作が可能な管理画面や、独自ドメインを無料で2つ取得可能といった魅力があります。
ConoHa WINGの料金は、次の表のとおりです。
通常料金 | ベーシック | スタンダード | プレミアム | Bizライト | Bizスタンダード | Bizアドバンス |
初期費用 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
1時間 | 2.5円 | 4.9円 | 9.7円 | 3.1円 | 6.1円 | 12.1円 |
1ヶ月 | 1,452円 | 2,904円 | 5,808円 | 1,815円 | 3,630円 | 7,260円 |
実は、通常料金よりもお得に利用できるWINGパックがあることもConoHa WINGの魅力です。
WINGパック | ベーシック | スタンダード | プレミアム | Bizライト | Bizスタンダード | Bizアドバンス |
初期費用 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
3ヶ月 | 1,331円 | 2,783円 | 5,566円 | 1,694円 | 3,509円 | 7,018円 |
6ヶ月 | 1,210円 | 2,602円 | 5,203円 | 1,573円 | 3,328円 | 6,655円 |
12ヶ月 | 1,089円 | 2,360円 | 4,719円 | 1,452円 | 3,086円 | 6,171円 |
24ヶ月 | 1,029円 | 2,239円 | 4,477円 | 1,392円 | 2,965円 | 5,929円 |
36ヶ月 | 968円 | 2,118円 | 4,235円 | 1,331円 | 2,844円 | 5,687円 |
長く利用するのであれば、WINGパックを契約するとよいでしょう。
ただし、ConoHa WINGには無料お試し期間がありません。
サーバー処理速度のはやいものや管理画面が直感的で操作しやすいものがよい場合は、ConoHa WINGを利用してみてください。
ロリポップ!
ロリポップ!は、WordPressの表示速度に強みを持つ※レンタルサーバーです。
※出典元:ロリポップ!レンタルサーバー|WordPressの表示速度No.1
ディスク容量は120GB以上から、無料お試し期間も10日間ついています。
さらに、SSL化機能がついているほか、スタンダード上場企業のGMOペパボ株式会社が運営しているため、安心して利用を開始できるでしょう。
ロリポップ!の料金は、次の表のとおりです。
プラン名 | 初期費用 | 料金 | 推奨される用途 |
エコノミー | 0円 | 99円〜 | メールでの利用やシンプルなHTMLサイトとしての利用する場合 |
ライト | 0円 | 220円〜 | WordPressでホームページの作成する場合 |
スタンダード | 0円 | 440円〜 | サポート・容量を求める場合 |
ハイスピード | 0円 | 550円〜 | 大量アクセスでも高速で表示したい場合 |
エンタープライズ | 0円 | 2,200円〜 | 大規模なサイトや法人の制作案件の場合 |
ロリポップ!のもう一つの特徴が、料金の安さです。
月額料金99円からは、ほかのレンタルサーバーと比較しても非常に低価格だといえます。
プランによってはバックアップに追加料金がかかることがあるため、注意が必要です。
WordPressの表示速度だけではなく料金もなるべく抑えたい場合は、ロリポップも検討してみてください。
ColorfulBox(カラフルボックス)
ColorfulBoxは、比較的新しいレンタルサーバーですが、メリットが多く注目を集めています。
ColorfulBoxのメリットは、次のとおりです。
初心者だけではなく、上級者も利用しやすいでしょう。
ColorfulBoxの料金は、次の表のとおりです。
BOX1 | BOX2 | BOX3 | BOX4 | BOX5 | BOX6 | BOX7 | BOX8 | |
初期費用 | ・1ヶ月契約:2,200円 ・3ヶ月以上の契約:無料 | |||||||
1ヶ月契約(月額) | 792円 | 1,452円 | 2,442円 | 3,278円 | 4,928円 | 8,228円 | 11,528円 | 23,078円 |
3ヶ月契約(月額) | 748円 | 1,364円 | 2,288円 | 3,058円 | 4,598円 | 7,678円 | 10,758円 | 21,538円 |
6ヶ月契約(月額) | 704円 | 1,276円 | 2,134円 | 2,838円 | 4,268円 | 7,128円 | 9,988円 | 19,998円 |
12ヶ月契約(月額) | 638円 | 1,166円 | 1,958円 | 2,618円 | 3,938円 | 6,578円 | 9,218円 | 18,458円 |
24ヶ月契約(月額) | 594円 | 1,078円 | 1,804円 | 2,398円 | 3,608円 | 6,028円 | 8,448円 | 16,918円 |
36ヶ月契約(月額) | 528円 | 968円 | 1,628円 | 2,178円 | 3,278円 | 5,478円 | 7,678円 | 15,378円 |
ただし、アダルトコンテンツを扱う場合は料金が異なるため、注意が必要です。
BOX2 | BOX3 | BOX4 | BOX5 | BOX6 | BOX7 | BOX8 | |
初期費用 | ・1ヶ月契約:2,200円 ・3ヶ月以上の契約:無料 | ||||||
1ヶ月契約(月額) | 2,420円 | 3,630円 | 4,950円 | 9,900円 | 11,000円 | 13,200円 | 22,000円 |
3ヶ月契約(月額) | 2,200円 | 3,300円 | 4,400円 | 8,800円 | 9,900円 | 12,100円 | 20,900円 |
6ヶ月契約(月額) | 1,980円 | 2,860円 | 3,850円 | 7,700円 | 8,800円 | 11,000円 | 19,800円 |
12ヶ月契約(月額) | 1,650円 | 2,420円 | 3,300円 | 6,600円 | 7,700円 | 9,900円 | 17,600円 |
24ヶ月契約(月額) | 1,540円 | 1,980円 | 2,860円 | 5,500円 | 6,600円 | 8,800円 | 16,500円 |
36ヶ月契約(月額) | 1,320円 | 1,760円 | 2,640円 | 4,400円 | 5,500円 | 7,700円 | 15,400円 |
いずれの契約も最低利用期間は定められていないため、柔軟にプラン変更が可能です。
サイトの成長に合わせてプランを変更していきたい場合や、豊富なプランの中から選びたい場合は、ColorfulBoxを候補に入れてみましょう。
さくらのレンタルサーバ
さくらのレンタルサーバは、老舗のレンタルサーバーで運用実績も豊富です。
ディスク容量は5GBからなので契約する際には注意が必要ですが、無料お試し期間が2週間ついていたり、SSL化機能があったりとメリットもあります。
さくらのレンタルサーバの料金は、次の表のとおりです。
プラン名 | 初期費用 | 毎月払い | 12ヶ月一括 | 24ヶ月一括 | 36ヶ月一括 |
ライト | 0円 | ー | 165円 | 160円 | 121円 |
スタンダード | 0円 | 660円 | 550円 | 539円 | 500円 |
ビジネス | 0円 | 2,970円 | 2,420円 | 2,365円 | 1,980円 |
ビジネスプロ | 0円 | 5,280円 | 4,400円 | 4,180円 | 3,850円 |
マネージドスモール | 17,600円 | 9,240円 | 7,700円 | 7,577円 | 7,485円 |
マネージドミディアム | 17,600円 | 16,720円 | 13,394円 | 13,711円 | 13,544円 |
マネージドラージ | 17,600円 | 31,680円 | 26,400円 | 25,978円 | 25,661円 |
ロリポップ!同様、低価格で利用できるのもさくらのレンタルサーバの魅力の一つです。
ただし、ライトプラン(1ヶ月121円)は、WordPressが利用できないため、気をつけましょう。
老舗という安心感に加え、コストも抑えたいのであれば、検討したいレンタルサーバーです。
ABLENETレンタルサーバー
ABLENETレンタルサーバーは、多機能レンタルサーバーの一つです。
ABLENETレンタルサーバーのメリットは、次のとおりです。
老舗のレンタルサーバーであり、エックスサーバーやConoHa WINGなどにも劣らない機能の多さを実現しています。
ただし、機能は充実していますが、自分で設定する項目も多いため、ある程度の知識が必要です。
ABLENETレンタルサーバーの料金は、次の表のとおりです。
ライト | スタンダード | プレミアム | |
初期費用 | 0円 | 0円 | 0円 |
月払い | 970円 | 1,430円 | 3,300円 |
半年払い(1ヶ月あたり) | 880円 | 1,360円 | 3,200円 |
年払い(1ヶ月あたり) | 830円 | 1,320円 | 3,170円 |
月払いがありますが、半年払いや年払いの方が1ヶ月あたりの料金が安くなるため、長期間の利用を考えているのであれば半年払いや年払いがおすすめです。
2023年3月のリニューアル後は通信速度が大幅に改善しており、通信速度や安定性を求める場合は検討してみましょう。
コアサーバー
コアサーバーは、高品質なサービスを低価格で受けられるレンタルサーバーです。
コアサーバーのメリットは、次のとおりです。
30日間の無料お試し期間がありながらも、Lite Speedを採用していたり、15日間の自動バックアップ機能がついていたりと非常に便利な機能を搭載しています。
コアサーバーはプラン数が豊富であるため、プランが大きく2種類にわけられています。
V1プラン | 初期費用 | 1ヶ月契約 | 3ヶ月契約 | 6ヶ月契約 | 12ヶ月契約 | 24ヶ月契約 | 36ヶ月契約 |
CORE-MINI | 0円 | 352円 | 330円 | 308円 | 264円 | 242円 | 220円 |
CORE-A | 0円 | 660円 | 616円 | 572円 | 528円 | 484円 | 440円 |
CORE-B | 0円 | 1,320円 | 1,232円 | 1,144円 | 1,056円 | 968円 | 880円 |
CORE-C | 0円 | 4,125円 | 3,850円 | 3,575円 | 3,300円 | 3,025円 | 2,750円 |
V1プランとは異なり、V2プランにはサブスクリプション契約があります。
V2プラン | 初期費用 | サブスクリプション契約 | 12ヶ月契約 | 24ヶ月契約 | 36ヶ月契約 |
CORE-X | 1,650円 | 690円 | 528円 | 473円 | 390円 |
CORE-Y | 1,650円 | 990円 | 858円 | 803円 | 690円 |
CORE-Z | 1,650円 | 2,490円 | 2,178円 | 2,123円 | 1,990円 |
プラン数が豊富であることに加え、サブスクリプション契約があるなど、自分に適した契約を結びやすいのがメリットです。
無料お試し期間の長いレンタルサーバーを希望している場合や、豊富なプランから選びたい場合は、コアサーバーを選択肢に入れておきましょう。
ヘテムル
へテムルは、Webサーバーだけではなく、メールサーバーやデータベースサーバーに至るまですべてにSSDを採用しているため、大量アクセスに強いのが特徴です。
GMOグループが運営しているため、安心感もあるでしょう。
へテムルの料金は、次の表のとおりです。
初期費用 | 月額料金 | |
3ヶ月 | 0円 | 2,530円 |
6ヶ月 | 0円 | 2,310円 |
12ヶ月 | 0円 | 1,925円 |
24ヶ月 | 0円 | 1,705円 |
36ヶ月 | 0円 | 1,100円 |
表をみるとわかりますが、契約期間が最短の3ヶ月と最長の36ヶ月とでは月額料金が倍以上も違います。
よりお得に利用したいのであれば、期間の長い契約をすることをおすすめします。
KAGOYA
KAGOYAは、契約継続率99.35%かつ運用実績25年の信頼できるレンタルサーバーです。
そのため、適切なサイト運営が実現できるでしょう。
KAGOYAの料金は、次の表のとおりです。
プラン名 | 初期費用 | 1ヶ月ごと支払い | 12ヶ月一括支払い(1ヶ月あたり) |
ライト(1コア/4GB) | 0円 | 1,650円 | 1,485円 |
ライト(2コア/8GB) | 0円 | 5,500円 | 4,950円 |
ライト(4コア/16GB) | 0円 | 11,000円 | 9,900円 |
ベーシック(4コア/16GB) | 44,000円 | 18,150円 | 16,335円 |
ライト(8コア/16GB) | 99,000円 | 28,600円 | 25,740円 |
ライト(12コア/32GB) | 132,000円 | 35,200円 | 31,680円 |
ハイエンド(16コア/32GB) | 165,000円 | 44,000円 | 39,600円 |
すべてのプランが専用サーバーですが、共用サーバーと比べても料金は高くありません。
加えて、2023年12月のリニューアルに際して、運用保守の負担はより少なくなり、高速かつ安定した環境を提供できるようになっています。
実績の豊富さだけではなく、セキュリティ対策や障害耐性を重視するのであれば、KAGOYAを選んでもよいでしょう。
個人向けおすすめレンタルサーバーの選び方
個人向けのレンタルサーバーの選び方は、次のとおりです。
- WordPress簡単インストール機能が搭載されているか
- サポート体制が手厚いかどうか
- バックアップデータ保存サービスがあるか
- セキュリティは高いか
- 無料でSSL化できるか
- マルチドメインに対応しているか
- 料金は安いか
何も考えずに選ぶと、スペックが足りなかった、料金が高すぎるなど、契約後に後悔する可能性があります。
選び方を把握し、自分に適したレンタルサーバーを見つけましょう!
WordPress簡単インストール機能が搭載されているか
個人向けのレンタルサーバーを選ぶときは、WordPress簡単インストール機能が搭載されているのかは重要なポイントです。
WordPress簡単インストール機能が搭載されていることで、WordPressの導入にかかる手間を大幅に減らせます。
結果、コンテンツの作成に時間を割くことも可能となります。
とくに、初心者の方がWordPressの導入を一からおこなうのは非常に時間がかかるため、WordPress簡単インストール機能は必須と言っても過言ではありません。
サポート体制が手厚いかどうか
サポート体制が手厚いかどうかも、選ぶ際のポイントになります。
レンタルサーバーを利用してサイトを運営する場合、疑問が出てくるだけではなく、トラブルが発生することもあります。
その際、早急に対応できるかどうかは、サイト運営には重要です。
速やかな対応を希望する場合は電話サポートあるのか、土日や夜間を問わず対応しているのかなどをあらかじめ確認しておきましょう。
レンタルサーバーを選ぶ際は、料金やスペックなどに注目しがちですが、サポート体制の確認も怠ってはいけません。
バックアップデータ保存サービスがあるか
個人向けのレンタルサーバーを選ぶ際は、バックアップデータ保存サービスがあるのかを確認しましょう。
万が一サイト運営でトラブルが生じ、データを失ったとしても、バックアップデータがあれば問題なく運営を再開できます。
急なサーバートラブルからサイトのデータを守りたいのであれば、バックアップデータ保存サービスは必須です。
セキュリティは高いか
セキュリティが高いかどうかも、レンタルサーバーを選ぶ際に注目しておきたい項目です。
セキュリティが低いと、データを盗まれたり、サーバーをダウンさせられたりする恐れがあります。
誰もが見られるサイトを運営する以上、セキュリティが高いかどうかは重要です。
とくに、大切な情報を扱う場合や、アクセス数の多いサイトを運営する場合は、サイト運営に影響を与えないためにも、セキュリティの高さを事前に確認しておきましょう。
無料でSSL化できるか
無料でSSL化できるかどうかも重要な項目の一つです。
SSL化されたサイトは、URLの「http」が「https」となり、「s」が追加されるためわかりやすいでしょう。
SSL化はサービスによっては有料であることがあり、有料であるということはその分コストがかさんでしまいます。
コストを抑えたいのであれば、無料でSSL化できるか事前に確認する必要があります。
ちなみに、GoogleはSSL化を重視しているため、SEOの観点からみてもSSL化は重要です。
マルチドメインに対応しているか
個人向けのレンタルサーバーを選ぶ際は、マルチドメインに対応しているのかも確認しておくとよいでしょう。
つまり、複数のサイト運営を考えている場合は、マルチドメインに対応していることは必須です。
マルチドメインに対応していれば、複数のサイトを運営していても契約は1つであるため、管理が非常に楽になります。
料金は安いか
個人向けのレンタルサーバーを選ぶとき、多くの方が気になるのが料金でしょう。
料金は最初だけではなく、レンタルサーバーを利用している以上、毎月かかります。
たとえば、毎月1,000円のレンタルサーバーと毎月5,000円のレンタルサーバーでは、年間48,000円もの差がつきます。
ただ、とにかく安いものを選べばいいのかというと、そうではありません。
もちろん安いことに越したことはありませんが、サイト運営に必要なスペックが足りていなければ適切なサイト運営ができず、本末転倒です。
そのため、料金が安いのかに注目しつつも、コストパフォーマンスにも意識を向けるようにしましょう。
料金については、自分の予算やサイトに必要なスペックなどを考慮して、検討してください。
個人向けのおすすめレンタルサーバーに関するよくある質問
個人向けのレンタルサーバーに関するよくある質問に回答します。
- レンタルサーバーは無料もある?
- レンタルサーバーの無料と有料の違いは?
- レンタルサーバーなしでWordPressは利用できる?
- あとからレンタルサーバーの変更はできる?
- レンタルサーバーのデータベース(MySQL)って何?
よくある質問に目を通せば、個人向けのレンタルサーバーに関する知識がより深まります。
質問の回答を確認していきましょう。
レンタルサーバーは無料もある?
レンタルサーバーは、無料のものもあります。
無料のレンタルサーバーのメリットは、毎月の費用がかからないことです。
無料で利用できるレンタルサーバーには、次のようなものがあります。
- XFREE
- スターサーバーフリー(フリー PHP+MySQL)
- WordPress.com
レンタルサーバーの無料と有料の違いは?
レンタルサーバーの無料と有料の違いは、毎月の費用がかかるかどうかです。
無料の場合は毎月の費用はかかりませんが、有料の場合はレンタルサーバーごとに決められた毎月の料金を支払わなければいけません。
一見すると無料のものの方が良いように思えるかもしれませんが、実は毎月の費用以外にも異なる点があります。
それは、広告表示やディスク容量などです。
無料のレンタルサーバーの場合は、広告が表示されたり、ディスク容量が少なく設定されていたりとデメリットがあります。
一方、有料のレンタルサーバーは広告が表示されませんし、ディスク容量も自分の目的に合わせて選べます。
また、無料のレンタルサーバーは、サポート体制が充実していないことがほとんどです。
長期的なサイト運営を考えているのであれば、無料のレンタルサーバーはおすすめできません。
初心者の方もサポート体制が充実していないレンタルサーバーを選ぶと、サイト運営に苦労する可能性があるため避けた方がよいでしょう。
レンタルサーバーなしでWordPressは利用できる?
レンタルサーバーなしでも、WordPressは利用できます。
レンタルサーバーなしでWordPressを利用する場合は、自分のパソコンにサーバーを用意してWordPressをインストールします。
ただし、データベースを作成する知識といった専門的な知識は必須で、初心者やサイト作成への知識、経験が少ない方には不向きです。
その点、レンタルサーバーを利用すれば、初心者でも簡単にWordPressをインストールできます。
初心者の方や手間を省きたい方は、レンタルサーバーを利用しましょう。
あとからレンタルサーバーの変更はできる?
あとからレンタルサーバーの変更は可能です。
契約後、ディスク容量やスペックだけではなく、レンタルサーバーそのものを変更することもできます。
ただし、最低利用期間が定められているものもあるため、事前に確認する必要があります。
レンタルサーバー移行に関するサービスを提供しているレンタルサーバーもあるため、手間を省きたい場合は移行機能のあるレンタルサーバーを選びましょう。
レンタルサーバーのデータベース(MySQL)って何?
レンタルサーバーのデータベースは、情報を効率よく管理するためのシステム、ソフトウェアです。
データベースは、図書館のようなものだと考えるとわかりやすいでしょう。
数多くの本(情報)を管理しており、カテゴリーごとに該当する本(情報)が本棚に格納されているようなイメージです。
データベースは、サイトの情報を管理するためには欠かせません。
まとめ
個人向けのおすすめレンタルサーバーについて詳しく解説しました。
個人向けのレンタルサーバーは、契約する前に知っておかなければならないことがいくつかあります。
さらに、選び方も把握しておくことで、より適切なレンタルサーバーが選べるようになるでしょう。
どうしても個人向けのレンタルサーバー選びに悩む場合は、本記事でおすすめした9個のレンタルサーバーから選ぶことをおすすめします。
後悔したくない方や、快適なサイト運営を実現したい方は、ぜひ参考にしてください。
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