LINEMO（ラインモ）はソフトバンクが2021年3月にサービスを開始した新料金プランです。
携帯料金を安く抑えたいので興味はあるものの、実際にどうやって申し込むのかわからず不安に感じる方も多いのではないでしょうか。
そこで、今日はLINEMOの申し込み方法やメリット・デメリットを徹底解説します。
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LINEMOの3つの申し込み方法
LINEMOへ申し込むパターンは、主に3種類あります。
- ワイモバイル・ソフトバンクから乗り換える
- 他社から乗り換える
- 新しい電話番号で新規契約する
ワイモバイル・ソフトバンクから乗り換える場合は、MNP予約番号の発行は不要のため、手続きがより簡単にできます。
それでは、申し込み方法を詳しく見ていきましょう！
申し込み前の準備
LINEMO対応の端末か確認する
LINEMOでは端末購入ができないので、契約前に端末を準備する必要があります。現在利用している端末がLINEMOを利用できるか動作確認をしましょう。
LINEMOの動作確認端末ページでお手持ちのスマホがLINEMOで利用できるか簡単にチェック出来るので、調べてみて下さい。
SIMロックを解除する
現在お持ちの端末にSIMロックがかかっている場合、解除が必要になります。
2021年10月以降に発売された端末（iPhoneであればiPhone 13シリーズ以降の機種）は、SIMロックがかかっていない状態ですが、それ以前に購入した端末は購入元のウェブサイトを確認して、ロックを外してください。
SIMロックを解除する手段は携帯電話会社によって若干の違いがありますが、店舗に持ち込むか、ウェブサイト上から解除の手順申請をするとSIMロックを外すことができます。
SIMカード それともeSIMのどちらで申し込むか決める
次にSIMカードとeSIMどちらで申し込むかを決めます。eSIMとはEmbedded SIM（組み込み型のSIM）のことで、スマートフォンに最初から内蔵された本体一体型のSIMです。
遠隔で情報を書き込むため、これまでのSIMカードのように発送して、端末にカードを差し込む必要がなく、手続きから数時間で利用開始できます。
端末がeSIM対応であるかLINEMO公式ページから事前に確認して申し込んでください。
SIMカードとeSIMどちらで申し込むか迷ったら、とにかく早く利用したい方にはeSIMをおすすめします。どちらか迷う場合には、利用できる対応端末の種類が多い「SIMカード」がおすすめです。
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LINEMOに申し込みできないときの原因と対処法
次に、LINEMOの申し込み時にエラーが出たときの対処法を確認します。
推奨されるブラウザを確認する
推奨ブラウザは、Google Chrome、Mozilla Firefox、Safari、Microsoft Edgeの最新バージョンとなっています。ご利用のブラウザでCookieが有効になっているかもチェックしてください。
入力内容・提出書類に不備がないか確認する（問い合わせ時には、申込受注番号が必要）
本人確認書類の画像のピントが合っていない、画像が暗すぎる、光が映りこんでいる場合は審査がNGとなったり、時間がかかったりする場合があるようです。
なるべくはっきり映るよう明るい場所で写真を撮影しましょう。
LINEMOにサーバー障害やトラブルが起きていないか確認する
LINEMOの対応エリア外にいる場合には、通信が繋がらない可能性があります。建物の中、山間部など電波が届きにくい場所にいる場合は電波状況を確認します。
LINEMOの対応エリアは、LINEMO公式ページから確認できます。
外部参照：LINEMOのエリアマップ
どうしてもつながらない場合にはサーバー障害が起きていないかLINEMO公式サイトからご確認ください。
審査が通らない原因について
申し込みの際に記入した情報と、本人確認書類の情報が異なると審査に落ちてしまいます。また、LINEMOで使用するクレジットカードの名義と、LINEMOの契約者の名前が異なると、審査ではじかれてしまうことがあるようです。
名義は同一のものを使用し、申し込み情報は本人確認書類と照らし合わせながら、慎重に記載しましょう。
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LINEMO申し込みの手順と初期設定の手順
手順1：登録情報を確認する
ソフトバンクやワイモバイルから乗り換える場合、登録情報（氏名、住所、支払い方法）をLINEMOへ引き継ぐことが出来ます。「My SoftBank」または「My Y!mobile」のページを確認して、最新の情報に更新します。
手順2：他社からLINEMOへ乗り換える際には、MNP予約番号を取得する
My MenuにてMNP予約番号を発行します。ソフトバンクやワイモバイルから乗り換える場合は、こちらは不要です。
有効期間は、発行当日を含めた15日間となっています。有効期限が切れた場合は、MNP予約番号は無効となり、再発行が必要です。
MNP予約番号を取得したら、早速申し込みを行いましょう。
手順3：LINEMOへ申し込む
申し込み画面に必要事項を入力してください。お申し込み完了後、約1〜2時間で「お申し込み完了のお知らせ」というメールが届きます。
申し込み内容に不備があった場合や審査に通らなかった場合にもメールでお知らせが届くので、メールをしっかり確認しましょう。申し込み完了後、15:00までに審査完了した場合、最短当日でSIMカードが発送されます。
申し込みの流れ
引き継がない人は新しい電話番号で契約しましょう。
MNPの人は、どの携帯会社から乗り換えるか選択してください。
eSIM対応端末の人は、即日開通のeSIM申し込みを選択できます。
iPhone・Android・iPad・Androidタブレットから選択して下さい。選択後、次のページに移行します。
LINEMOのプランは2種類です。用途に合わせて選んでください。
後からプラン変更できるため、迷うならとりあえずミニプランにしておくといいでしょう。
いくつかのオプションを選びます。まずは、かけ放題オプションを選択してください。
次に端末保障のオプションを選んで下さい。LINEMOでは端末の販売がありませんが、手持ちの端末に対する保障を付けられます。
最後にLINE MUSICのオプションが必要かどうか選びましょう。
他社から乗り換える人は、取得したMNP予約番号を入力して下さい。
氏名や生年月日など契約者情報を入力しましょう。
お子さんの契約を行う方などは、利用者情報にて「家族が利用する」を選択してください。
支払い方法は、クレジットカードまたは口座振替を選びましょう。
このあと、本人確認書類を提出して、最後に注意事項を確認して申し込みは完了です。
eSIMの人は、そのまま画面の指示にそって開通手続きを行ってください。通常のSIMカードの人は、パッケージが配送されるため届くまで待ちましょう。
手順4：SIMカードを受け取って初期設定を行う
SIMカードを受け取ったら、SIMカードを挿入して回線をLINEMOに切り替えます。
具体的な手順はこちらです。
- 回線切り替え
- SIMカードを挿入しAPN設定を行う
- LINE連携する
回線切り替え
他社から、ワイモバイル・ソフトバンクから乗り換えた場合には、回線の切り替えが必要です。新しい番号で申し込んだ場合にはこの作業は不要です。
回線切り替えはSIMカード発送の「商品発送のお知らせ」メールから回線切り替えのページにアクセスし、画面に必要な情報（受注番号等）を入力します。回線が圏外になったらＯＫです。
注意点：SIＭカード到着から6日後の20時半までに回線切り替えを行わなかった場合、7日後に自動開通されます。
SIMカード挿入しAPN設定を行う
端末の電源を切り、SIMカードを挿入します。
iPhoneの場合はWi-Fiに接続し、「設定」からiOSのソフトウェアアップデートを行う。
Androidの場合は、Andoroidの「設定」画面から「ネットワークとインターネット」を選択し、「アクセスポイント名」からLINEMOのAPNを選択すると完了です。
回線切り替えが完了すると、LINEMOの通信が利用可能です。画面上のステータスバーに「LINEMO」と表示されていればOKです。
念のため、最後に「11112」の番号に発信テストを行って、通信・発信ができることが確認しましょう。
LINE連携する
LINE連携をするとデータ残量や請求金額などをLINEアプリで確認できるようになります。
LINEMO公式LINEアカウントを友だち追加し、「My Menuとの連携はこちら」をタップすると連携されますので、ぜひお試しください。
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LINEMOのメリット
LINEMOのメリットは以下の3つが挙げられます。
- ソフトバンク回線で通信速度が安定している
- 月額料金がお得（月額1,000円以下から始められる）
- LINEアプリはデータ消費なし
ソフトバンク回線で通信速度が安定している
LINEMOのインターネットの通信速度が気になっている方も多いのではないでしょうか。
LINEMOはソフトバンク回線を使用しているので、通信速度が安定しています。また、追加料金なしで5G通信を利用できます。
格安SIMの中には回線が集中している時間は速度が低下することもありますが、その点LINEMOはお得な料金利用で安定した通信ができるのでうれしいですね。
月額料金がお得（月額1,000円以下から始められる）
2023年8月には大手携帯会社3社による通信料の値上げが発表される中、月額料金を少しでも抑えたいという人も多いのではないでしょうか。LINEMOのメリットとして、月額料金の安さが挙げられます。
LINEMOのプランはシンプルな2種類の料金プラン形態となっていて、3GBのミニプランは、5G対応、LINEギガフリー付きで、月額990円(税込)から始められます。
LINEMOのプラン
| 3GBのミニプラン | 20GBのスマホプラン |
|---|---|
| 5G対応、LINEギガフリー付き 月額990円(税込) | 5G対応、LINEギガフリー付き 月額2,728円(税込) |
スマホの使用頻度が少ない方やデータの使用量が少ない方は、大手携帯会社と比較しても月額料金をかなり安く抑えられます。
LINEアプリはデータ消費なし
LINEMO最大のメリットは、LINEアプリのトーク、音声通話・ビデオ電話がどれだけ使用してもデータ消費なしで利用できることです。ビデオ通話や動画等の送信まで、データ消費ゼロでスムーズに行えるのはありがたいですね！
LINEアプリの機能でも以下のものは通信データが消費されるので注意！
- トークでの位置情報の共有
- Liveの利用
- スタンプショップの利用
- ニュース記事の閲覧
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LINEMOのデメリット（注意点）
LINEMOのデメリットは以下の通りです。
- 申し込みはオンラインのみで、店舗からは申し込めない
- キャリアメールがない
- LINEMOは家族割・セット割りがない
- LINEMOは契約者の年齢が18歳以上でないと申し込みできない
- 大容量プランがない
データ量が20GB以下で、LINEを始めとする各種オンラインサービスを利用している方にはLINEMOはおすすめですが、家族で使用する場合や大容量のデータ消費がある場合には、注意が必要です。それでは注意点を詳しく見ていきましょう。
申し込みはオンラインのみで、店舗からは申し込めない
LINEMOの申し込みはオンラインのみとなっています。ソフトバンクやワイモバイルなどの店舗からは、申し込みすることができません。
LINEMOでは端末の販売も行っていませんので、端末は自分で用意する必要があり、端末の機種変更もできません。
キャリアメールがない
LINEMOでは、キャリアメールのメールアドレスは使えません。ソフトバンクとワイモバイルのメールアドレスも同様に利用できないため、注意が必要です。
どうしてもキャリアメールを使う必要がある場合、「メールアドレスの持ち運びサービス」が利用できます。これは、乗り換えても引き続きキャリアメールが使えるサービスで、契約解約後、31日以内にキャリアのマイページから申し込みが可能です。
LINEMOは家族割・セット割りがない
家族割引サービスの提供がなく、家族間の通話無料サービスなどもないため、子どもがいる家庭などは割高になってしまう可能性があります。
特に、家族割の利用者の場合は、家族ひとりが抜けると、全体の割引額が変わってしまうケースがあるので、事前に家族全体の利用料金をシュミレーションしておくのがおすすめです。
また、ソフトバンクのオプション（通話オプション、Yahoo!プレミアム 等）も適用外となっておりますので、注意が必要です。
LINEMOは契約者の年齢が18歳以上でないと申し込みできない
大手キャリアでは保護者の同意を条件に未成年者（18歳未満）でも契約することが可能となっていますが、LINEMOの契約は18歳以上となっています。
LINEMOを18歳未満の学生が使うには、20歳以上の保護者(親権者)の方が契約する必要があります。
大容量プランがない
LINEMOは20GBのプランが最大となっています。
データ量を使い切った後も、1GBあたり550円（税込）でデータ量の追加購入は可能ですが、たくさんデータ量を消費する方には割高になってしまうかもしれません。
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LINEMOの申し込みについてよくある質問
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